2014年1月28日

紙のお話[2]

前回と同じく、展開図を家庭用プリンターで出力する場合を想定しています。

紙の色合い・風合い

ひとくちに「白い紙」と言っても、色々です。
漂白したような真っ白な紙なら、シャープでビビッドな印象に。
ほんの少し黄色みを帯びたような紙なら、あたたかみのある印象に。
同じ色でも、地の色が違うと印象が変わってきます。

専門的には紙の白さは「白色度」という数値で表されるようです。
白色度が高ければ白く、低ければ色味がかった紙、ということになるのでしょう。
作品の印象に合わせてこだわってみると良いかも。

色紙(いろがみ)を使う

色紙を使ってペーパークラフトをつくる場合、2つの方法があります。
(1)線画データを直接プリント
(2)別の紙に出力したものをトレースする

線画のみのデータが手元にあるなら、そのままプリンターで。
プリンター対応のカラーペーパーが販売されています。

色付きのデータ、または持っている紙がプリンターに対応していないなどの場合は、手書きでトレースします。
トレーシングペーパーを使うのもよいですが、〈山折り・谷折り線に折り目を付けるときの道具〉を使ってなぞると線が目立たず、また折り線付けの手間も省けます。
この〈道具〉というのはスタイラスとかトレーサーと呼ばれるものなのですが、これについては後日、他の道具と一緒に説明したいと思います。

おしまい*

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